むさしの現状報告です ~腎臓病の猫の闘病記録~

　やど有には個性豊かな6にゃん兄弟の猫がいます。
　その中で５番目のむさしは、昨年11月に腎臓病が発覚、緊急入院退院を繰り返し、長い自宅療養が始まりました…

　最初の入院では寝返りもうてないほど衰弱していた時もあり、自宅療養を始めても自力で食べることができない為シリンジによる強制給餌と皮下点滴、何か異変があればすぐに病院に行っていたので毎日通っていた時期もありました。
　シリンジと点滴も一日に数回与えなくてはならないので数時間おきにいやがるむさしに与えていました。
　自宅に戻ってからは様子は一変して元気になっては来ていたのですが、それでも体重減少は続き、4kg以上あった体重が最低の時は2.95kgまで下がっていました。
　それが、2月ころから少しづつ自力で食べてくれるようになり、その量も少しづつ増え3月になると1日の必要カロリー以上を自力で食べてくれるようになったのです。
　そうすると、嫌がるシリンジでの強制給餌も減りましたし、むさし自身のストレスも減りましたし、そこからどんどん元気になってそして体重も増えて来たのです。
　現在、薬を混ぜた流動食を1日に1回と皮下点滴を1回、夜に少しの液体と錠剤の薬を1回。
　むさしはのんきに寝て遊んで暮らしています。
　通院は週に一度、検診をして治療の方向を相談させてもらっています。
　そして今回の検診で体重を量ってみると・・・
　『4.0kg』
　とうとう、とうとう4kg代に乗ったんです！！
　毎日食べる量も変動しますし、たまたまかもしれませんが、それでもここまで回復したんです！
　むさしは頑張っています。
　以前の様にお客様の膝取りにも励んでます(笑)。
　ここからもこの状態をキープして、むさしが頑張れる様に手伝っていきたいと思っています。
　兄弟達のことが好きでとても人懐っこいむさし。
　ぜひあなたの膝をかしてあげてください！