『この二年間何をしていたのかを書いていきます』その3

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『この二年間何をしていたのかを書いていきます』その3

まともになったつもりでも全然なれなくて、
この話も聞いていて面白いわけ無いのも分かっていて、
それでも自分の膿を出し切るつもりで書いていて、
でもそれが何になるもない 見てもらっているのを分かっていても恥ずかしい、
なら書かなければ良いと思いながら書いている だいたいは書き終わったものを上げてるだけだけど、
やっぱりやめようとかイヤやり終えようとか
グダグダ考えるだけで行動しない自分に嫌気がさして、
上げていきます

『この二年間何をしていたのかを書いていきます』その3

 まだらもこまもむさしも、そしてまめちゃんも、自分の一生を精一杯生き切りました。
 その姿から、僕たちは本当に勇気をもらったんです。
 でも、事故で突然の別れがきた子たちには、どう考えれば良いのか、今も分からないところはあります。


 

普通の人からは、室内飼いしていないから悪いんだ、そんな非常識な、無責任な、かわいそう、ヒドすぎる、そんな風に言われます。
 こんな結果にしてしまって言い訳にもならないでしょうが、それでも僕はみんなを自由に生きさせてあげたかった。
 自分勝手なエゴっていわれるでしょう。
 それでも、みんなは自分の人生を謳歌していた様に思っています。
 でも、その想いは今もあるけど、突然のそんな別れの辛さは、想像できるものじゃなかった。
 とばりが亡くなってもう二年と九ヶ月、当たり前に薄れてはいても、今も胸に刺さった痛みは残ってます。
 それから二年、外出防止を考えながらも動こうとせず2021年の11月、一歳になったばかりの可愛い可愛いあまねを、また事故でなくしました…
 その突然は、僕の心には受けきれませんでした。
 そして多分、僕以上に双子の様に育ったやはねにも…
 思えばその吐け口として、他のみんなに喧嘩を仕掛ける様になってきた気がします。
 わたもつーもほっちゃんも、怪我が化膿して膿みが出てきてから分かる、そんな怪我をしていました。
 やはねだとは決め付けられないんですけど。
 まだらが亡くなったのはその一月後でした。
 まだらは、自分の人生を思うがままに最後まで、生き切ってくれた。
 その最後を看取ることができた。
 そう思えたから、悲しむよりもありがとうと、その生き様に勇気を与えてもらったからありがとう、と…

 その二年で、六人もの子ども達との別れがありました。
 我が子と想いその全てをかけてきた、六人もの命と別れてきたんです。
 立ち直りかけてはまた挫け、そんな事を何度味わってきたか…
 それなのに、自分はまた、大事な命を失ったんです…

 すみません、ここからは生々しい話になります。
 書いていて、それだけで、辛過ぎます。
 でも、自分にとって立ち向かわないといけない、目をそらしていてはいけない事だと思うから、書きます。