糸満ハーレー開催！！

2018-06-24

やど有から歩いて5分、糸満漁港で開催です！！

　梅雨も明けた夏空の下、今年の糸満ハーレーが開催されました！！

長い歴史がある『糸満ハーレー』

　一番最初のレースは、村対抗でおよそ600年！もの長い間続けられている『ウガンバーレー』です。
　上から新島、中村、西村、の三チーム、この対抗戦が古くから続いています！

　そして三チームがスタート地点に並びます。
　遠く左奥の方に、円盤みたいなの分かります？展望台なんですけど、これがあるのが『山巓毛（サンティンモー）』と言う丘で、ここから『ウガンバーレー』開始の旗が振られて糸満ハーレーが始まるんです。
　小さく見えてるんですけど、分かります？

　そのハーレーの主役『サバニ』なんですが、舳先に絵が描いてあるんです。
　これも村ごとに違いますし、伝統の三レースはそれぞれサバニも違うので、そんなところを見るのも面白いですよ♪

　そして『山巓毛』の旗が振り下ろされます！！

腕っ節だけじゃない、技術とチームワークが必要です！

　この『ウガンバーレー』は一往復と少し、遠くのUターンポイントを回って帰って来て、スタート近くのUターンポイントを回ります！

　このターンの時が腕の見せ所、もちろん真っ直ぐ進む時もみんなの息が合ってないとスピードが出ないのですが、ターンの時に上手く回れないと直線で勝っていたのが追い抜かれたりもするんです！
　その迫力あるターンの動画をどうぞ！！

　レースの勝敗は、このターンの立ち上がりで一番だった西村が勝利！！！

　その後の表彰式、ハーレーシンカのみなさんは全力を出し切って疲れた、でもいい笑顔をしていました。

　今年の糸満ハーレーは、この後のレースを観に行くことが出来なかったので最終的に優勝したのはどの村か分かりません。
　でも、お天気も良かったですし観覧席にお客さんも多かったですから、とても盛り上がってたことと思います。
　学校対抗や会社のレースもありますが、この伝統のレースはやはり続けて欲しいと思います。
　沖縄には子供がたくさんいます。
　糸満ハーレーにもちびっ子がいっぱい観に来ていて、そのお兄ちゃんやお父さん達が頑張っている姿を見てカッコいいと憧れ、自分もやりたい！と思っていくんです。
　そうやってこれまでの何十世代というおじいさんのそのまたおじいさんのそのまた・・・と受け継いで来られた伝統、是非未来へと繋いで行ってください！